会社でiOSアプリを扱うときのアカウント管理はこうするべきだった?

2013年11月5日
ios / publish /

2013年11月18日 追記

この記事を書いた後、何人かのかたから「うちでは同じApple IDで両方とも使えているよ」というご指摘をいただき、

失礼しました。
追加情報などあれば是非おねがいします!

概要

私はiOSアプリの開発を3年以上やっていますが、恥ずかしながら会社でこのためのアカウントを管理/運用する方法をきちんと把握できていませんでした。
というのも個人で開発するぶんにはそんな管理は必要なかったですし、これまで会社でアプリ開発するときも限られた数人だけが担当していたのでアカウントの管理とか必要がなかったのです(というのが言い訳です)。

おそらく、企業でiOSアプリ開発をしている人にとっては普通のことなんでしょうけど、私は今回はじめて知った部分がいくつかあったのでまとめさせていただきます。
どこかで困っているどなたかに参考になれば良いなというのと、もっとこうしたほうが良いというご意見をいただくのが目的です。

iOS Dev Center の構成

まず、iOS Dev Centerで今回説明する部分は以下のような構成になっています。

iOSDevCenterStruct

大きくは、

に分かれます。

メンバーを追加する方法が2つある??

今回、私が混乱してしまった部分がここでした。
iOSアプリ開発/公開のために必要なアカウントは、

の2カ所で管理されています。
また、この2つのアカウントはそれぞれ別々の用途になります。

個人開発のアカウントや、会社の代表アカウントを使う際には1つのアカウントでこの2つの役割を同時に担ってくれるため、この2つが違うということを気にしなくても良かったのです。

Member CenterのPeopleに追加すべきユーザは?

主にiOS Developer Programのページを使うプログラマです。

が必要なユーザがこれに該当します。

iTunes ConnectのManage Usersに追加すべきユーザは?

リリース担当、経理担当、法務担当などです。

が必要なユーザがこれに該当します。

留意すべきこと

この2つで別々のアカウントを用意しなくてはならないというところがポイントになります。 また、通常、社員一人に対して1つのメールアドレスしかないため工夫が必要になります。

会社での運用はこうするのが良いのでは?

会社でやらないほうが良さそうなこと

まとめ

ということで、会社でiOSアプリ開発/運用に必要なアカウントを作る場合には、

といったところです。

Related Entries
Latest Entries